先週、昨年から予定していました、スペインのアンダルシア地方の旅をしてきました。 今回の目的は歴史と美術館巡りそしてバル体験。 まだまだイスラムの影響が色濃く残るアルハンブラ宮殿のあるグラナダ、アルカサルやセビリア大聖堂があるセビーリャ、そしてあのプラド美術館、ソフィア王妃芸術センターのあるマドリード。 本当に見どころが多すぎるスペインでしたが、すべてがスムーズに行った旅行ではありませんでした。 まずフランスのシャルルドゴール空港からスペインのマラガ空港に着いてターンテーブルでスーツケースを待っていたら2個とも出てこない。 とりあえずその旨報告して空港を後にして、ホテルへ向かいました。マラガで2泊だからその間に届けられると思っていたが、まさかの2個とも届かず。とりあえず最低限の服でも買おうと店を探すが、日曜日ということもあり、まったく営業している店が見つからず、そのまま次の滞在先グラナダに移動。 3泊目のグラナダでようやく一つのスーツケースが届けられました。なんと2つ目のスーツケースが届けられたのは5泊目のセビーリャのホテルに夜中の12時過ぎに届けられるというハプニング。 セビーリャからはスペインの高速鉄道、ちょうど日本の新幹線のような列車に乗ってマドリードに移動。 マドリードの最終日午前はプラド美術館に行き、お昼はギネスブックにも公式認定されている世界最古のレストラン「ボティン」に行ってきました。このレストランはあのアメリカの作家、ヘミングウェイも好んで通っていた子豚の丸焼きを看板料理にしているレストランです。 ちょっと食べすぎたので、ホテルでシエスタでもと思い、歩いている途中、信号待ちで待っていたら、レスリーがスカーフを私のカバンに被せているような仕草をしている女性に気が付き、大声で威嚇をしたら、そのまま退散してくれたのですが、ホテルに着いてからカバンの中を確認したら、入っていたはずの財布が掏られていることに気が付きました。 まさかと思い、びっくりし、初めてのスリの被害に自分の危機管理不足に情けなく、気分も落ち込みました。 とりあえず、電話でクレジットカード会社に電話をかけて持っていた4枚のカードのそれぞれの効力停止をさせ、その足でマドリードの警察に被害届を出しに行きました。 待合室で一時間ほど待たされました。 その間に次から次へといろんな場所でスリ被害にあった旅行者たちが入ってくる。となりの女性は地下鉄の中で持っていたカバンに男性がジャケットを掛けてきたときにパスポートが掏られてと言っていました。 たしかスペインは観光大国で一番人気のあるヨーロッパの国ですが、スリ被害もおそらくヨーロッパ一なのではないかと感じるほど。あらためて日本の治安に感謝し、海外では慣れすぎた警戒心のない街歩きを改めないとと肝に銘じ、帰国しました。 今日は平針試験場に出向き、掏られてしまった運転免許証の再発行など帰国初日がバタバタスタートでしたでした。 絶対に可能性として高い荷物紛失とスリの被害。今回は二つもと初体験でしたが、どうか海外旅行をされるときは、十分に気をつけてくださいね。
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