一生モノの英語。
「一生モノ」という言葉は、一般的には購買意欲を上げるために、一生付き合っていける鞄や時計やカメラなどの販売文句としてよく耳にします。
「一流品で素晴らしいものですよ。きっと一生モノになります。」といった感じでセールストークをされると、なんとなく欲しくなってしまいますね。
でも実際には、長い人生で世の中には流行り廃りもあり、そして自分の好みも変化します。
その時は自分が一生付き合っていけると思っていても、何年か経って今までのような愛や情熱をそのモノに感じなくなってしまうことは多々あります。モノとしての一生は健在であっても、時代や自分の変化でそのモノへの必要性が無くなります。
「一生モノ」は英語では“Something that will last a lifetime”
つまり、人生尽きるまで一緒に過ごせるのは決してモノや道具だけでなく、知識であり、スキルではないでしょうか。
「その時代に必要とされる英語力」を持っていれば、かならず人生の中で役に立つ。
グローバル社会の今、そうした英語力が長い人生の中で、最大限に生かせる場面に遭遇する機会はかなりの確率で多くあるはずです。
目の前にある試験だけの英語テクニックをよりも、一生付き合っていける、国際的に必要とされる英語力を身につけていただきたいと思っています。
昔から「芸は身を助く」と言われています。一流の先生から幅広い知識と英語を学ぶことで、身に着けた英語を「あなたの一生役に立つモノ」にしていただきたいと思っています。
私が子どもの頃、アメリカのフロリダ州で“Gifted Program”という小学校の特別コースがあり、そのコースで授業を受ける機会がありました。
そこでは、学校の通常授業とは違ったアプローチでいろいろな勉強を先生が教えてくれました。小学生の私にとっても、子どもなりに心地よいチャレンジがあり、新しいことへの興味とか関心、そして何よりももっと学びたいといった向上心が芽生えてきたことを覚えています。
現在、人を教えるという立場にあるため、「学ぶことの楽しさ」が何よりも一番大切な学習への原動力だと思っています。可能な限り子供たちにこうした気持ちになれる機会を与えてあげれば、必ず英語のみならず、「学ぶこと」がきっと好きになってくれると信じています。
「英語脳」を育てること。
今の日本の英語教育は英語を2か国語(English as a Foreign Language)として学習している諸外国から比べると確実に遅れをとっています。
諸外国の学校の英語の教科書をみると、問題の指示などは英語で書いてあり、英語で尋ねられ、英語で考えるように設定されています。例えばビッグボウのレッスンでも3人称単数の動詞の変化も英語で説明し、繰り返し同じ説明をリピートすることでそうした英語の文法の規則を教えていきます。こうした教え方が日本語を介さずに英語で考えることができるための基本だと思います。英語で聞かれたら、日本語に直すことなく即時に英語で答える。脳内で情報を瞬時に英語で処理できる能力が「英語脳」といえるものなのです。
ビッグボウのダブルリングレッスンは1回が90分あります。前半のファーストリングと後半のセカンドリングの2限に分かれています。
ファーストリングではテキストを中心に英語全般の知識やリーディング、フォニックスなど年齢に応じた英語のコアレッスンを行います。
セカンドリングにおいては、アクティビティー、ストーリー、プレゼン、ちょっとした実験、世界の歴史や歴史上の偉人といった英語で外国の学校のような形式のレッスンを行います。
基礎と応用をバランスよくレッスンの中で取り入れることで、常にチャレンジをしながら、英語の不得意な部分をなるべく無くしてコミュニケーションスキルを最大限に引き出します。
アドバイスとしては、とにかく間違いを恐れない、間違うことを気にしない。 むしろ間違えと欲しい。と言うこと尽きます。
間違えることを気にしていて、無難にクラスに参加していてもワンステップ前には進みません。 どんどん間違えて、失敗していただければ、そこから上達が始まります。
“interactive”とは「相互作用的」。簡単に言えば一方向ではなく、相互に関わり合うと言う意味を持ちます。
なぜ今、英語教育にこの重要性を唱えるのか、ということですが、現実に日本の英語は大学入試も含め、過去の十年の動きと今後予測される十年の動きを比較するとおそらくかなりのスピードで変化していくでしょう。むしろ変化していかなければ、絶対に世界から取り残されてしまいます。 学校の英語の先生の世代交代があり、コミュニケーション力を含む4技能の総合英語力を持った国際派の先生らの起用も期待されています。
権威ある英語技能試験のケンブリッジ英検に於いてKETレベルでもすでに面識のない受験者2名が試験官の前でお題が与えられて、それについてその場で会話をする。 指示を出す試験官とその様子を見ながら採点をする試験官2名が同席するインタラクティブな体制で行われます。
今後、こうした相互的な対応ができる英語力を持ち、多方向からの質問や話題に問題なく対応できる英語力が確実に日本の教育の場でも求められるようになってくることと思います。
クラスの中で生徒同士がチームを作り、先生から与えられたプロジェクトやトピックに協力して取り組み、そこから固まった自分たちの意見をクラスで発表したり、相手チームとディベートをしたりします。